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アリナミンF50注射液 20ml
組成・性状
フルスルチアミン塩酸塩 50mg
効能・効果
- ビタミンB1欠乏症の予防及び治療
- ビタミンB1の需要が増大し、食事からの摂取が不十分な際の補給(消耗性疾患、甲状腺機能亢進症、妊産婦、授乳婦、はげしい肉体労働時等)
- ウェルニッケ脳症
- 脚気衝心
- 下記疾患のうちビタミンB1の欠乏又は代謝障害が関与すると推定される場合
- 神経痛、筋肉痛、関節痛、末梢神経炎、末梢神経麻痺、心筋代謝障害、便秘等の胃腸運動機能障害、術後腸管麻痺
用法・用量
1回アリナミンF50注射(フルスルチアミン塩酸塩)10mlを3分程度の時間をかけて静脈内に注射する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
副作用
ショック(血圧低下、胸内苦悶、呼吸困難等)、過敏症(発疹、そう痒感)、消化器(悪心、嘔吐、舌炎、下痢)、その他(頭痛、頻尿)
シーパラ注射液 2ml
組成・性状
チアミン塩化物塩酸塩:10mg、リボフラビンリン酸エステルナトリウム:1mg、ピリドキシン塩酸塩:2mg、ニコチン酸アミド:20mg、パンテノール:2mg、アスコルビン酸:50mg
効能・効果
- 授乳婦のビタミン類の補給
- 消耗性疾患のビタミン類の補給
- 妊産婦のビタミン類の補給
- 食事からの摂取が不十分のビタミン類の補給
用法・用量
通常、成人には1日2〜10mLを1〜3回に分割して皮下、筋肉内又は静脈内注射する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
副作用
ショック(血圧低下、胸内苦悶、呼吸困難)、過敏症(発疹、そう痒感等)
ビタシミン注射液 500mg 2mL
組成・性状
アスコルビン酸500mg
効能・効果
- ビタミンC欠乏症の予防及び治療、(壊血病、メルレル・バロー病)
- ビタミンCの需要が増大し、食事からの摂取が不十分な際の補給(消耗性疾患、妊産婦、授乳婦、はげしい肉体労働時など)
- 毛細管出血(鼻出血、歯肉出血、血尿など)
- 薬物中毒
- 副腎皮質機能障害
- 骨折時の骨基質形成・骨癒合促進
- 肝斑・雀卵斑・炎症後の色素沈着
- 光線過敏性皮膚炎
用法・用量
アスコルビン酸として、通常、成人1日50〜2、000mgを1〜数回に分けて皮下、筋肉内または静脈内注射する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
強力ネオミノファーゲンシーP静注20mL
組成・性状
グリチルリチン酸40mg、グリシン400mg、L-システイン塩酸塩20mg
効能・効果
- 湿疹・皮膚炎
- 蕁麻疹
- 皮膚そう痒症
- 薬疹・中毒疹
- 口内炎
- 小児ストロフルス
- フリクテン
- 慢性肝疾患における肝機能異常の改善
用法・用量
通常、成人には1日1回5〜20mLを静脈内に注射する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
慢性肝疾患に対しては1日1回40〜60mLを静脈内に注射又は点滴静注する。
年齢、症状により適宜増減する。
副作用
ショック、アナフィラキシーショック(血圧低下、意識消失、呼吸困難、心肺停止、潮紅、顔面浮腫等)、偽アルドステロン症、過敏症(蕁麻疹、掻痒)、体液・電解質(血清カリウム低下、浮腫)、循環器(血圧上昇)、消化器(上腹部不快感、嘔気、嘔吐)、眼(一過性の視覚異常)、その他(全身倦怠感、筋肉痛、しびれ感、ピリピリ感、発熱、過呼吸症状、尿糖陽性、頭痛、熱感、気分不良)
タチオン注射用200mg
組成・性状
グルタチオン200mg
効能・効果
- 薬物中毒、アセトン血性嘔吐症(自家中毒、周期性嘔吐症)
- 慢性肝疾患における肝機能の改善
- 急性湿疹、慢性湿疹、皮膚炎、じんま疹、リール黒皮症、肝斑、炎症後の色素沈着
- 妊娠悪阻、妊娠高血圧症候群
- 角膜損傷の治癒促進
- 放射線療法による白血球減少症、放射線宿酔、放射線による口腔粘膜の炎症
用法・用量
通常成人には、グルタチオンとして1回100〜200mgを溶解液にて溶解し1日1回筋肉内又は静脈内に注射する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
副作用
アナフィラキシー様症状、消化器症状(食欲不振、悪心・嘔吐等)、過敏症(発疹等)
ビオチン注1mg「フソー」 2mL
組成・性状
ビオチン1mg
効能・効果
- 急・慢性湿疹
- 小児湿疹
- 接触皮膚炎
- 脂漏性湿疹
- 尋常性ざ瘡
用法・用量
ビオチンとして、通常成人1日0.5〜2mg(本剤1〜4mL)を皮下・筋肉内又は静脈内に注射する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
日本生物製剤 ラエンネック 2ml
組成
本剤は、ヒト胎盤酵素分解物の水溶性物質を1管2mL中 112mg含有する。
効能・効果
- 慢性肝疾患における肝機能の改善。
用法・用量
通常成人1日1回2mLを皮下又は筋肉内に注射する。
症状により1日2~3回注射することができる。
副作用
ショック、注射部位の疼痛、過敏症(発疹・発熱・掻痒感など)、注射部位の硬結、女性型乳房、肝機能障害(AST、ALT上昇等)、頭痛
メルスモン 2mL
組成・性状
ヒト胎盤繊毛分解物の水溶性物質100mg
効能・効果
- 更年期障害
- 乳汁分泌不全
用法・用量
通常、1日1回2mLを毎日又は隔日に皮下注射する。
副作用
ショック、注射部位(疼痛、発赤等)、過敏症(悪寒、悪心、発熱、発赤、発疹等)
トランサミン注5% 5mL
組成・性状
トラネキサム酸
効能・効果
- 全身性線溶亢進が関与すると考えられる出血傾向(白血病、再生不良性貧血、紫斑病等、及び手術中・術後の異常出血)
- 局所線溶亢進が関与すると考えられる異常出血(肺出血、鼻出血、性器出血、腎出血、前立腺手術中・術後の異常出血)
- 下記疾患における紅斑・腫脹・そう痒等の症状
湿疹及びその類症、蕁麻疹、薬疹・中毒疹 - 下記疾患における咽頭痛・発赤・充血・腫脹等の症状
扁桃炎、咽喉頭炎 - 口内炎における口内痛及び口内粘膜アフタ
用法・用量
トラネキサム酸として1日250〜500mgを1〜2回に分けて静脈内又は筋肉内注射する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
副作用
ショック、痙攣(人工透析患者)、消化器(悪心、嘔吐、食欲不振、下痢)、眼(一過性色覚異常)、過敏症(そう痒感、発疹等)、その他(眠気、頭痛)